見た目にダマされるな!ヤツは手強いぞ!編

どうも~毎度、お馴染みの岡です。

1~3月頃は寒くてほとんどの昆虫やや生き物は冬眠の期間ということもあり活動を自粛している時期です。まるで不要不急、外出自粛している我々と同じようですね。この時季によくある問い合わせ等が『イタチ・ネズミ・コウモリ』の生き物です。

今回はその中の『コウモリ』について少しお話したいと思います。

日本に生息しているコウモリは35種類と言われおり、その中でも我々がよく目にするのが、「アブラコウモリ」(通称:イエコウモリ)です。キュートな瞳の持ち主。

コウモリを見ると言ったら、夏の夕暮れの薄い暗い空に、鳥と見間違えるほど、飛んでいるのを見かけるくらいでしょうか。このアブラコウモリですが、見た目は目がクリクリして可愛い姿をしています。が・・・屋根裏に侵入し、糞害などをもたらすこともあります。(;一_一)家の壁に黒い物がくっついてる!!ギャア!!( ゚Д゚)・・・普段生活する中で中々お目にかかる機会は滅多にないですが・・・・

小さいけれど施工はかなり難しい部類に入ります。難易度Aクラスかな・・・その主な理由は2つあります。

その①捕獲できない。

コウモリは鳥獣保護管理法により、許可なく捕獲することが禁止されている生き物。また申請許可を得るまでに書類手続きが必要となるため、時間とお金がかかります。

その②コウモリが身を潜めている場所(ねぐら)と侵入経路

2㎝弱の隙間でも出入りすることができるので、人間の手を入れることができない狭小の場所でもねぐらにします。1円玉程度の穴があれば、飛来してどこからでも侵入してくるので、手が届く場所ではありません。

上記のことから、追出し施工(煙霧剤又は忌避剤使用)するにしても天井裏の構造や断熱材などに身を潜められてしまうと、ピンポイントで探す作業も一苦労な上、薬剤も行き届かず、逃げ出してくれないこともあります。(;一_一) 

 

 

 

 

部分的に侵入防止工事しても、また別の場所から侵入してくるので、コウモリとイタチごっこですよね。ですのでコウモリ対策となると期間と費用がかかってしまうのです。

更に家族単位でコミュニティーを成すので1匹、2匹ではありません。ねぐらの場所にはかなりの量の排泄物があり、臭いやダニ等も発生する原因にもなります。もちろん物音もするので、ネズミが・・・ということで調査に伺ってみるとコウモリだったということも・・・。蓋を開けてびっくり!依頼者が一番ビックリΣ(゚Д゚)されることが多いですね。

コウモリの施工も施工業者によっては色々な考え方がありますので、複数問い合わせしてみると良いと思います。ご参考までに( ^ω^)・・・

では 次号で会いましょう。see you