今年(昨年)を振り返ろう!!2019年 第一弾 蜂編②

前回に続いてテーマ 「蜂」について
今回は今年の駆除データを集計した結果と駆除する上で感じたことお伝えしていこうと思います。

Ⅰ 蜂 集計
蜂は毎年発生する数が違い、多い年を「当たり年」、少ない年を「裏年」と呼ぶ。
今年は当たり年。昨年と比較すると倍近く数字となっていた。

今年は早い時期から気温がポカポカと暖かく蜂が生活しやすい環境であったと思う。
しかし、面白いことに気温が上昇し過ぎると蜂も直射日光を嫌がるのか外から見える場所よりも天井裏や隙間など、日差しが当たらない場所に営巣をすることが多い年であった。
 巣が見えないということは発見も遅れる為、電話連絡をいただいた時には、すでに巣は大きく、蜂の出入りが活発な状態が多かった。

集計から見ても6月~9月下旬までは巣が見えない状態のものが多く、さらに
昨年とは異なり、今年は早い時期に巣を捨て場所を変えている物件が多かった。
(通常は10月頃から巣を捨てることや移動が多い)今年はそれだけ早い時期に巣が大きくなっていたということだ。
日本が亜熱帯気候に変化しつつある中で、蜂などの生物の行動もそれに順応していることを今年は肌で感じた。

他にも降水量地域によっても違いはあるのかを調べるにつれ 雨量はそこまで蜂に対して影響を与えておらず、地域では、中心地よりも山側に近い場所ほど、巣が作られやすい傾向があるようだ。

入社して、蜂駆除に携わってしばらく経つが、依頼連絡のあるお客様の中で多いのが「近所の方に言われて…」「道路側で人が刺されたら、危ないから」と近隣周辺を気にされる方が多いのは、日本人の特徴だろうか…

次回、蜂編 パート③!!! 今年見かけた変わった巣や駆除した場所などを
伝えたいと思います。ではまた見てね-!!