今年(2021)を振り返ってみよう!ブ~ん🏍ブ~ん🏍ブ~ん!(蜂ブンブン)

さぁ~て、今年もやってまいりました蜂ブンブンコラム。👏パチパチ

今年は当たり年でした。何が当たりかと申しますと全国的にも蜂が活発に活動した年だったように思えます。(当たり年の解説は第1弾をぜひ、見てね☺) 蜂駆除に携わっている業者さんは、例年とは異なりバタバタされていたのではないでしょうか?🤔

当社の集計結果をみると5月・6月から徐々に駆除依頼や問い合わせ等があり、7月・8月がそのピークだったように思えます。

蜂の種類は圧倒的に二大巨塔の「キイロスズメバチ」と「コガタスズメバチ」がほとんどの割合を占めています。他種類の蜂の駆除もちらほらありましたので、やはり全体的に活発な年だったのではないでしょうか。ただ、比較的アシナガバチ駆除が少なくなっていると思うのは小生の気のせいだろうか……(;一_一)。まぁ、駆除を依頼するのではなくご自身で駆除をしていることもあるかもしれませんが。

真夏の駆除は灼熱です。防護服を着るだけでまるでサウナスーツ。暑さで何回倒れそうになったことやら。 小生も今年はよくやった(;O;)

今年の駆除で気づいた事は、巣の形状等にも変化があった事です。巣を作る場所は去年同様に外部よりもモヤの隙間やガラリの隙間等の天井裏に営巣をすることがほとんどでした。今年の巣は「何故にそんなに急ぐのじゃ!?」と聞きたくなるくらい、蜂たちが巣作りを急いでいたように思え、巣外装の皮(模様がついている部分)がとても柔らかい状態のものや、巣を途中で作らなくなり半分中が見えている状態のものが多く、完璧な巣とは言い難いものでした。これは後日談ですが、恐らく、蜂たちは線状降水帯が来ることを察知していたのではないかと思いました。激しい雨が降ったり、止んだりする日々が来る前に「皆の衆!いそげ!いそげ!早よ、作れ!」と動き回っていたのではないでしょうか。実際、8月の中旬には線状降水帯で雨天が続いていました。虫や動物たちが環境の変化を察知する能力って凄いですね。これが本当の虫の知らせですね。

比較した結果

  • 6月後半頃には気温が高く、今年も6月後半~9月頃までは天井裏に巣があることがほとんど。(9割を越えています)
  • 営巣の作成が早熟で、外装の柔らかい巣が多かった。(もしかすると急激な気候の変化が関係しているのかも知れません。)
  • 分巣を行うのが早く、いつもよりも早い時期に活動が低下している。(低下後、すぐに気温も下がっている)

上記のことを含めここ数年で分かることは、やはり気温や湿度や天候は生物に大きく影響しており、安定して他の虫が大量発生や餌の確保が出来る年には蜂も大量発生しているのだと思いました。自然のバランス調整のすごさを改めて感じました。(;’∀’) 5・6年前は、営巣は外部に多かったのに・・・。今は天井裏がメインの営巣場所になっており、なかなか駆除が困難になっています。蜂も環境変化に適応した営巣や生態に移り変わってきているのかもしれません。

今年の蜂を試食した結果は、味に変化は無さそうです(笑)。いずれゲテモノハンターとして名を馳せる日も近いかもしれません。(笑)

今後もご報告をしていきたいと思います。

それでは、See you―👐next

 

columnist by OKA, edit by K’

※集計データは当社独自の年度別記録と集計結果に基づいたものです。